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2017年 12月 24日 私、イジメられてました

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From:岸美帆
自宅ログハウスのリビングより

 

 

中学生1年生のとき
私はバスケットボール部に所属していました。

どちらかというと運動は苦手でしたが
部活動は頑張ってしました。

夏休み、近隣の中学校と高校との
合同練習がありました。

会場は私の通う中学校から5キロほど離れたところにある
町の体育館です。

私たち1年生は駅で待ち合わせをして
自転車で練習会場に向かうことになりました。

初練習の日。

私は約束の時間に
約束の場所に行きました。

まだ誰も来ていません。

しばらくして
一人のチームメイトがやってきました。

2人で他のチームメイトを
待ちます。

しかし
誰も来ません。

時間がだんだんと
過ぎていきます。

「誰も来ないね。
みんなどうしたんだろう…」

チームメイトが言いました。

時計をみると合同練習が始まる
20分ほど前でした。

「みんなどうしたんだろうね」

「そろそろ行かないと
間に合わないね」

私たちは他のチームメイトを心配しながらも
会場に向かうことにしました。

もう時間はありません。

着いてから着替えることを考えると、
練習に間に合うかどうか微妙な時間でした。

長い坂道を
全力で自転車をこぎます。

太ももに
疲れを感じます。

息苦しさも感じますが
休む時間はありあません。

私たちは必死で
自転車をこぎました。

坂道を登りきり
国道沿いを走ります。

後ろから来る大型トラックの風圧に
飛ばされそうになります。

私たちは
ひたすら自転車をこぎました。

会場に到着して大急ぎで
体育館に向かい走ります。

「遅い!
何時だと思ってるの」

後ろから先輩の怒鳴り声が
聞こえました。

「すみません」

私たちは大きな声で謝り
体育館に入りました。

そこで目にしたのは
待ち合わせをしたはずのチームメイトでした。

すでにウオーミングアップを終えて
汗を拭いていることろでした。

その中の一人が
私たちをじっと見ていました。

私と目があうと
すっと視線をそらしました。

彼女は私に待ち合わせの場所と時間を
知らせてくれた人でした。

彼女はわざと私たちにだけ違う情報を伝えたこと、
そしてそれがリーダー格の別のチームメイトの指示だったことは
すぐに察しがつきました。

なぜ、私たちはそのようなことを
されたのだろう…

一緒に辛い練習をして築かれた絆は
私の錯覚だった…

衝撃と悲しみが
こみ上げてきました。

幸いなことにその感情に浸る時間もなく
合同練習が始まりました。

3時間半、休むことなく練習メニューをこなし
体はヘトヘトでした。

しかし体の疲れ以上に
心が悲しみで一杯でした。

その日の夜。

「もう、あの人たちのいるところには
行きたくない。

部活も辞めるし、
学校も行きたくない」

私は母にそう伝えました。

母は驚いていました。

私が運動が得意ではないのに
休まずに部活に行っていたことを母も知っています。

「そう。
突然、そんなこと言うなんてどうしたの?
何かあったの?」

そう母に言われて
私はその日の出来事を話しました。

それまで我慢していた
涙が溢れました。

そんな私に母が
こう言いました。

「部活も学校も
行きたくないのなら行かなくていいわ。

ただし、途中で投げ出すようなことは
許さないわ。

やり始めたことは
しっかりと自分で完了させる必要があるの。

自分でけじめをつけてから
やめなさい」

「けじめ?」

けじめをつけるというのが
どういうことなのかわかりませんでした。

思い浮かぶのは時代劇でみる
切腹くらいです。

母は続けます。

「少なくとも夏休みの練習はしっかりと参加して、
やりきってからすっぱりとやめなさい」

私は驚きのあまり
言葉が出ませんでした。

心のどこかで、母は私の辛い気持ちに
寄り添ってくれると思っていたのです。

しかし、母の毅然とした態度は
私の泣き言なんて一切聞き入れてくれそうにはありませんでした。

私は母に従って2学期の始業式の日に
部活をやめる手続きをすること、
そしてそれまでは全力で部活に参加することを決めました。

次の日から、私は一人で部活動に行き
笑顔でチームメイトや先輩に挨拶をして
一生懸命に練習に参加しました。

そして夏休み最後の練習の日。

私は、初日の辛さを乗り越えて
毎日練習を続けたことに達成感を感じていました。

練習後、
私は退部届を提出しました。

バスケットボール部のメンバーからの
意地悪はその後ありませんでした。

それどころか、卒業するときには
クラスメイトとして仲良くなっていました。

昨日、マイケル・ボルダックジャパンでは
マスターコーチの高野内によるフォローアップセミナーが行われました。

テーマは「完了と統合」

私はセミナーのサポートをさせてもらいながら
「自分で完了させてから次に進みなさい」という母の声が
聞こえように感じました。

完了させることで、その体験がそれが学びとなり、
次に進めるのかもしれないなぁ…

私はふとそんなことを考えていました。

「自分で完了させて次に進む」

母が教えてくれたことを
私も子供たちに伝えていこうと思います。

 

 

 

 

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