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2017年 12月 17日 32点

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From:岸美帆
六本木のスタバより

 

 

“32点”

赤い大きな文字が
目に飛び込んできました。

それは、息子のランドセルの底に丸まっていた
漢字のテストです。

「さ、さ、さ、さ、、、、、、
さんじゅう、、、にてん〜』

私は驚きのあまり大声で叫びました。

我が家にはこの息子の他に2人子供がいますが、
そんな点数は見たこがありません。

ドラえもんののび太か、
サザエさんのカツオか、、

どちらにしてもテレビの話であって、
現実に出会うなんて思ってもみなかった点数です。

バンッ!

テーブルにぐちゃぐちゃになった答案を叩きつけて、
のび太のお母さんさながらに息子を問い詰めます。

「これは、一体何なの?」

「漢字のテスト」

「それはわかっているわよ。

お母さんが聞きたいのは、
どうして32点なのかってこと」

「だって、だって
ボクはちゃんと勉強したし。

お父さんが買ってきた
うんこドリルもやったし、

お兄ちゃんが単語カードに書くといいって言うから、
カードもつくったし、、

なのにできなねぇんだから、仕方がないだろ」

息子は怒りに満ちた口調でそう言いました。

それはまるで、
間違ったやり方を教えた奴が悪いとでも言いたそうです。

「はぁ?
何、逆ギレしてんだよ」

お兄ちゃんが言いました。

「オレはこの方法で
いつも90点以上はとってたんだ。

人のせいにするなよな」

お兄ちゃんに痛いところを突かれて、
次の矛先は先生に向きました。

「ボクはちゃんとやったんだ!
それなのに、できないものばかり出す先生が悪いんだ!

漢字ドリルから出すって言ったのに
全然、知らないものばっかり出すからできないんだ!」

私は、息子に苛立ってきました。

自分が勉強しない事を人のせいにしているように聞こえて、
それが許せなかったのです。

「いい加減にしなさい!」

息子は怒りに満ちた顔で私を見ます。

その視線に、私も怒りが爆発します。

「いい?
お母さんの先生のマイケルが言っていることで、
ものすごく大切なことがあるの。

今から教えてあげるからよく聞きなさい」

息子はふてくされた顔のまま黙りました。

「原因は常に自分にあるの。

点数が悪かったのは、うんこドリルのせいでも、
お兄ちゃんのせいでも、先生のせいでもない。

すべてあなたが悪いの。
悪いのは全部、自分自身なの。
わかった?」

一気に言いきって、
私はなんとなくスッキリしていました。

先ほどまで人のせいにして怒っていた息子は、
まるで蛇に睨まれたカエルのように固まっています。

その様子を目にして、ふとこう思いました。

私は、何が原因でこんなに怒っているのだろう?

息子の漢字のテストの点数が32点だったことか、
それとも、息子がテストの点数が悪いことを人のせいにしていることか…

どちらにしても私を怒らせているものは、息子の言動です。

息子には、偉そうに「原因は常に自分にある」と言っておきながら、
息子以上に人のせいにしているのは、実は私自身のようです。

急に恥ずかしさがこみ上げてきるのを感じました。

フゥーー、、

私は大きく一度、深呼吸をしました。

そして固まっている息子に言いました。

「お母さんの大先輩の高野内マスターコーチ。
知ってるでしょ?」

「うん」

息子は高野内マスターコーチが大好きです。

「高野内マスターコーチによると、マイケル先生は
ポストが赤いのも自分のせいだって思えって言うんだって」

「えっポストも?」

息子の顔が緩みます。

「お母さんは、ちゃんとあなたに
勉強の仕方を教えてあげていなかったね。

これから毎日、一緒に漢字の練習しようか」

息子は大きくうなづきました。

それから1ヶ月半後。

学期末ごとに行われている
漢字力ストがありました。

その結果は80点でした。

随分と点数が上がったことに
私も息子も満足していました。

この分だと100点もいけそうです。

次のテストが楽しみです。

もしあのまま親子で人のせいにしていたとしたら、
きっと32点のままだったでしょう。

それだけではなく、今でもお互いに
怒りをぶつけ合っていたことでしょう。

それを考えるとゾッとします。

あなたも、原因を人のせいにして
悪い感情を感じているようなことはありませんか?

もしそんなことがあるなら、
ぜひこう考えてみてください。

「常に自分に原因がある」

そうすると、もう悪い感情なんて
感じる必要がなくなりますよ。

だって、自分が原因ならば、
自分で解決できるのですから。

 

 

 

 

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