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2017年 10月 29日 涙が溢れるほどの感動でした

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From:岸美帆
自宅ログハウスのリビングより

 

 

 

久しぶりに秋らしい
爽やかな青空が広がった日。

私はマイケルの認定コーチ2人と共に
ある病院の障害者病棟に来ています。

その病棟の患者さんは、脳に大きなダメージを受けて
重度の身体障害と知的障害を負った方々です。

体が拘縮して、
変形している方がほとんどです。

コミュニケーションをとるにも
それぞれの障害によって反応は様々です。

極端に激しく反応する方もいれば
全く反応を示さない方もいます。

そんな患者さんたちに月に1度
会いに来るようになってもう3年ちょっと。

一般的にはボランティア活動というのかもしれませんが
患者さんからエネルギーをもらうのは私たちの方です。

 

この日、私たちがこの病棟に来たのは
大きなイベントのお手伝いをするためでした。

イベントというのは、あるNPO団体による公演が
病院内の訓練室で行われるのです。

このNPO団体は、プロのミュージシャンが中心となって結成され、
障害者や病気の子供、被災地の子供達に音楽を届ける活動をしています。

メンバーは有名な劇団でミュージカルに出演していた俳優さんや
ジャズミュージシャン、バレリーナなど…。

一流のプロのミュージシャン達です。

プロの音楽が聴けることもあって
私はこのお手伝いをとても楽しみにしていました。

 

開演は2時半です。

私はHさんという患者さんの車椅子を押して
会場の訓練室に向かいます。

「Hさん、
今日の公演、楽しみだね」

私が声をかけてもHさんはちらりと
私の方を見るだけです。

訓練室に近づくと、
ピアニカの音が聞こえてきました。

先に集まっている患者さんの間を歩きながら
ピアニカの演奏しているのは、ジャズピアニストの女性です。

訓練室に入ると正面には
電子ピアノとドラムセットがあります。

天井には照明器具やスピーカーも
取り付けられています。

まるで本物のスタジオのようです。

私が予想していたよりも
はるかに本格的です。

私はさらに
ワクワクしてきました。

その横でHさんは
至って冷静です。

Hさんは曲がった背中を私に向けて
車椅子に座っています。

時折、体を大きく前後に揺らしたり
頭を振ったりします。

これもHさんが受けた
脳の障害によるものです。

いよいよ開演です。

白髪交じりの50代の
男性が中央に出てきました。

「こんにちは。
僕はまーくんです」

そう自己紹介して最初の歌を
歌い始めました。

マイクを通さずに
小さな声で始まります。

次第に声のボリュームがあがり
ドラムの音が訓練室に優しく響きます。

それほど大きな音ではないのに
室内の空気が心地よく振動しているのが感じられます。

歌いながらまーくんは患者さんたちの間を
一人一人の目をみながらゆっくりと進みます。

照明が次第に明るさを増します。

それに合わせるかのように患者さん達も、
一緒に聞いている病棟スタッフも、
次第にリズムに合わせて体を大きく揺らし始めます。

ふと見ると、先ほどまで背を向けていたHさんが
顔を私の方に向けてじっと私を見つめていました。

Hさんはかすかに腕を伸ばし
拘縮した指を動かします。

私はその手を握りました。

ディズニーの名曲とダンス
ジャズアレンジされた懐かしい童謡、、、。

Hさんの体の揺れも
音楽のリズムにぴったりとあっていきます。

そして時折
顔を私の方に向けて視線を合わせます。

すると突然、
涙が溢れてきました。

自分でもびっくりです。

なんで涙がでるのか
よくわかりません。

ただ、ここにHさんという人がいて
同じ感覚を感じている…。

Hさんとつながっていること
人の温かさを感じていることに
なんとも言えない幸福感を感じていました。

音楽のもつ力はすごいなぁ…

私は純粋にそう思っていました。

ところが後で音楽がもっている力以上に、
大切なことがあったことに気づきました。

それは、プロのあり方です。

後で気がついたのですが
私たちが病棟に着いたのは10時ころ。

このときには廊下に
歌声が聞こえていました。

つまり、2時半からの公演に向けて
すでに10時にはリハーサルをおこなっていたのです。

このNPOのメンバーはこれまで大きな舞台で
たくさんの経験を積んだ一流のミュージシャンです。

彼らほどの実力と経験があれば
ぶっつけ本番でもそこそこのものを提供できるはずです。

それにもかかわず、病院の訓練室で無料で提供される
たった1時間ほどの公演に対しても入念に準備をする…。

あの感動的な公演の裏には
手を抜くことなく1つ1つの公演をしっかりと準備する
出演者の真摯な姿勢があったことを知ったのです。

そして私は思いました。

一つ一つの事柄に真摯に向き合っていこう。

そうしたら私にも
感動を生む力が身につくように思います。

なんだかワクワクしてきます。

NPO団体との出会いは
また一つ私を一流に導くヒントをくれる出来事でした。

 

 

 

 

追伸、
マイケル・ボルダックを
ゼロから成功者へと変えた秘密のスキル。

https://mbjonline.jp/s/nlp2017

 

 

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