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2017年 10月 8日 遺体に誓ったこと

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From: 岸美帆
六本木のスタバより

 

 

 

私が看護学生の時のことです。

ちょうど今のように
秋らしくなってきたある朝。

私は自分の酒臭さに驚いて
目が覚めました。

「ああ。やっちゃった…」

起き上がると
頭が重くぐるぐると回っています。

この日は人体解剖の
実習の初日でした。

医療のためにご遺体を提供してくれたご遺族や故人を思うと
二日酔いで実習に臨むなんて不謹慎以外の何物でもありません。

なんて失礼なことをしてしまったのか。。

私は飲み過ぎたことを
深く後悔していました。

前日、私は生まれて初めて
冷酒を飲みました。

その口当たりが心地よくて、
ついついクピクピと飲んでしまったのです。

 

酔いを醒まそうと、私は午前中の講義をサボり
大量の水と共に海に行きました。

波の音と顔に当たる潮風が
とても心地よく感じられます。

2時間もすると酒臭さは和らぎ、
体調も良くなってきました。

「よし。これなら行ける」

私は解剖の実習に向かいました。

 

私が大学に着いたのはちょうど解剖学の教授が
手順と注意事項を話している時でした。

教授の話が一通り終わった後
私たちは隣の医学部の校舎にある解剖室に向かいます。

女子が100人も集まるとおしゃべりが絶えないものですが
この時ばかりは誰も口を開きません。

ご遺体を提供していただいたことへの感謝と
初めての経験への緊張とが入り混じった複雑な思いです。

医学部の校舎は
戦前に建てたという重厚な建物です。

薄暗い階段を降りて地下に行くと
真正面に解剖室の扉があります。

靴を履き替えて
看護学生全員が扉の前に並びます。

ギギギギギギ…

教授が解剖室の
重々しい扉を開きました。

 

その時です。

ご遺体を保存するために使用した
アルコール類の臭いが扉から流れ出しました。

うっ、、
うえっ、気持ち悪い。。。

その臭いに、
朝の二日酔いがぶり返します。

その場に立っているのが
やっとでした。

私は気持ち悪さの中、入口で一礼して解剖室に入り
ある女性のご遺体の前に来ました。

70代か80代か。
引き締まった浅黒い肌の小柄な女性です。

彼女には「無駄」という言葉を
一切感じさせない雰囲気がありました。

きっと生前は絣の着物をかっちりと着て
背筋を伸ばして歩くような方だったように思います。

お名前もわからないこのご遺体を
私はずっとおばあさんと呼んでいます。

仲間の看護学生とともにおばあさんに一礼して
血管や神経、筋肉、各臓器をなどの観察を始めます。

肋骨を外して
臓器を取り出した時のことです。

ふと、
誰かが私を見ているように感じました。

私はおばあさんの顔を
見ました。

おばあさんの目は半開きで
まるでこちらをじっと見ているようでした。

私にはその視線が、大切な仕事の前に自分自身の状態を保つことができない甘さを
鋭く見抜いているように思えたのです。

私は自らの体を提供してくれたおばあさんに
申し訳なく、自分の甘さが悔しくてたまりませんでした。

こんな思いはもうしたくない。
そう思いました。

今後は自分の力を
発揮できる最高の状態で物事に臨もう。

私はおばあさんに
そう誓いました。

 

それから随分と時間がたって
私はマイケルと出会いました。

私が初めて会ったマイケルは
コーチ認定コースのビデオでした。

その一番はじめのビデオで
マイケルは言いました。

「ピークステートはピークパフォーマンスに繋がる」

マイケルの言葉に、
私はおばあさんを思い出しました。

その日、私は冷酒で
おばあさんに献杯しました。

そして改めて自分の状態を保つ努力をしようと
おばあさんに誓い直しました。

 

あなたは自分の状態をよい状態(ピークステート)にするために
どんなことに取り組んでいますか?

明日は体育の日。
自分の状態を保つために体を動かしてみてもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

追伸1、
その後NLPを学び、二日酔いに対処できるようになりました。

 

追伸2、
ついに公開
マイケル・ボルダックをゼロから成功者へと変えた秘密のスキル

https://mbjonline.jp/s/nlp2017

 

 

 

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